急速に進化するテクノロジーの時代において、MTRI東京技術総合研究所は、単なる効率や生産性の追求を超えて、人類の福祉を促進し、社会に調和と善意をもたらすという深い理念に基づいて設立されました。東洋思想の精神を根底に、日本の経営哲学者・稲盛和夫氏の「敬天愛人」と「利他の心」の理念、そして老子の『道徳経』に見られる「道法自然」「無為自然」の叡智を融合し、MTRIは「テクノロジーの善用」を探究する実践の場として誕生しました。ここでは、人と技術のより良い共存のあり方を見つけることが目的とされています。
MTRIは、技術と倫理は対立するものではなく、共に在るべきだと信じています。この信念のもと、研究所は「人間中心」と「利他の精神」を基本原則とし、公益的な使命をその中核に据えています。純粋に商業的成果を追求する研究機関とは異なり、MTRIは応用と価値、革新と社会的責任を統合する独自の道を歩んでいます。研究分野は、リーガルテック、教育評価、科学技術政策、業務プロセスのイノベーションにまたがり、実証性・倫理性・人文的配慮に基づいたテクノロジーの在り方を模索しています。
「上善は水の如し。水は万物を利して争わず」——これは老子が説いた理想のあり方です。MTRI東京技術総合研究所が追求するのは、まさにこのような、柔らかくも強く、利他にして競わぬテクノロジーの精神です。私たちが推進するあらゆる研究と応用は、成果そのものだけでなく、それが社会にもたらす理解、尊重、そして調和に重きを置いています。テクノロジーがこのような信念に根差すとき、それは単なる効率化の手段ではなく、世界と人々の心に温かく永続的なエネルギーを届けるものとなります。MTRIは、東洋の叡智を灯火とし、未来社会への願いを胸に、価値と調和が共に生きる新しい可能性を探究し続けます。
私たちの目標は、主要な国際会議であるICML、ICLR、NeurIPS、EMNLPで研究成果を発表することです。
以下は、それぞれの会議に関する簡単な説明です:
私たちは、研究、イノベーション、そして社会的インパクトに情熱を持つ優秀な人材からの応募を歓迎します。
お問い合わせ内容を適切に対応できるよう、関心のある分野に応じて以下の該当するメールアドレスまでご連絡ください。
すべてのメールは、当研究所の採用チームが確認いたします。
履歴書、簡単な自己紹介、そしてご関心のある分野に関連する資料があれば、ぜひ併せてご提出ください。皆さまからのご連絡をお待ちしております。